コラム

昔から英語の勉強法を参考にしてきた、Atsuさんの単語帳、Distinction I がやっと届きました。この本は、日本で英語の勉強をしていてもなかなか出会えないが、ネイティブがよく使う英単語を集めたものです。実際に読んでみて、知っている単語もあれば、聞いたこともないような単語も多くありました。(この本は、期間限定販売で現在再販の予定はたっていません。)この本に出てきた単語の中で、私もYouTubeを見ていてよく耳にする単語をリストアップしておきます。クリックすると、実際に以前私が紹介した記事を見ることができます。

(ページ数)単語

068 bite the bullet

172 cool as a cucumber 

108 down in the dumps

092 down-to-earth

118 drag one's feet

114 drama queen

076 get one's hands on sth

204 go Dutch

042 have butterflies in one's stomach

142 hit the ground running 

218 hindsight is 20/20

124 killing it 

206 like two peas in a pod

098 on sb's radar

146 play devil's advocate

178 spruce sth up

まだまだあるのですが、力尽きてしまったのでこの辺りでやめておきます。これらの語句は、この書籍400語あるなかのごく一部であり、他にもたくさんの重要語句が詰まっています。MP3の音声もダウンロードでき、オーストラリア訛りの英語(アメリカ英語)で収録されていました。Distinction Ⅱも今後は販売する予定らしいので、チェックしてみてはいかがでしょうか。(相当あとになるでしょうが)

オリジナル単語帳出版決定!刊行イベントも開催します!Atsueigo - Distinction I



本に出てきた英語を紹介します。今回は、最近映画化されたWonderという本です。映画についてはこちらで紹介済み。子供向けの本であることからも、非常に読みやすい、易しい英語で書かれています。平易すぎて、面白い英語表現がなく少し退屈でしたが...

Wonder
R J Palacio
Corgi Childrens
2013-01-03


like a lamb to the slaughter; 危険なことを犯しに行く(危険があることを知らずに)
羊が殺され、肉にされるときに、羊自身は殺されるとはわからず人間についていくことから。この本には3~4回でてきます。

"So sending him off to middle school like a lamb to the slaughter..." (p.10)


state of the art; the highest level of general development
13 Reasons whyにも出てきていました。

I got a new sled, too! ... It's so state of the art


Precept; 教訓
(発音注意/pricept/)5回以上出てきたでしょうか。



Imperfect Parenting | What Would You Do? | WWYD
  
2:22
She still has her two cents left over for our mom. 

3:40
I knew it.; やっぱそうだったか。そうだと思った。



Wells for Boys - SNL

0:11
well: 井戸、泉

Introducing wells for sensitive little boys from Fisher-Price. 
( Fisher-Price = おもちゃブランド)




今日から新年度。早速アメリカに久々に行けることが決まった。今年も精一杯頑張ろう。

今日の日経新聞一面に注目の記事が。「世界の若者、移住先はアジア 人口移動に異変
この記事のキーワードは「アジアからアジアへ」。アジアの若者は、今までは欧米への移住が多かったが、近年ではアジアへの移住へと移行しているようだ。この記事のポイントをあげておく。
世界全体の新規移住者の36%がアジアへ向かう。欧米はそれぞれ2割弱。
アジアでは、タイ、マレーシア、韓国が多くの新規移住者を受け入れている(生産年齢人口の減少を移民で補うため(特にタイと韓国))
インド人移民の2割はUAEに暮らす(ドバイ万博の建設ラッシュが影響)

この原因として考えられるのは以下の理由だろう。昔は欧米まで行かなければ、良い仕事がなかった。そのため、アジアの若者は欧米へこぞって移民していったわけだが、最近ではアジアでも多くの仕事がある。わざわざ移民に厳しい欧米に行かなくても、身近なアジア圏内で仕事につけるため、アジアからアジアへという動きになっているのではないだろうか。”アジアからアジアへ”といっても、”アジアから日本へ”という動きにはなっていないような気がする。今後日本が移民に寛容になっていけば、”アジアから日本へ”という動きも進みそうだ。なぜなら、賃金はマレーシアやタイの数倍なのだから。
先月行ったときのドバイは、建設ラッシュが確かに凄まじかった。酷暑の中、インド人らしいアラブ系の労働者がたしかに働いていた。仕事を選ばなければ、たくさんの仕事があるのが今のアジアだといえる。これからはアジアの成長に期待したい。

Dubai Expo 2020 Master Plan





College Kids React To The Greatest Speech Ever Made (The Great Dictator)

1:38
dictator; 独裁者

The hate of men will pass, and dictators die. 

1:48
relevant という単語は意外と深い意味があります。これは日本語では理解しにくいので、英語で理解しましょう。この動画では多くrelevant が使われており、ここの1.1の意味になります。「appropiate to the current time, 今の状況に適切な、関連する」といったイメージ。

It's so interesting that this was so long ago and it's so relevant. 
(チャップリンのスピーチが、今のアメリカの状況にマッチしている)

3:27
It's still so relevant.

4:21
You could watch that today and put that in a school and teach it to little kids and it's still relevant today. 

9:10
Especially now, it's so relevant in America. 

9:30
Of course, it's still relevant




今日は面白い記事を見つけたので紹介しておく。「日本の親「子の将来不安」 29カ国で最も悲観的 ー英財団調査」(財団調査結果詳細
世界29カ国の中で、日本人は最も子供の将来を悲観視しているようだ。先進国は悲観視する傾向にあるのだが、フィンランドやアメリカでは楽観的だという。

日本は子供への期待値が高すぎ、完璧な将来を求める余り、それは無理そうだと思って悲観的になっているのではないだろうか。発展途上国はそこまで子供に期待もしていないだろうから楽観視できるのか?

日本人は子供の勉強を手伝わない理由が、時間がない(45%)、教えるのに知識がない(40%)。フィンランドも子供に勉強を教えない割合が高いが、その理由は、時間がない(38%)、子供が受け入れない(44%)。フィンランドのほうが子供のことをよくわかっている気がする。日本の親は学校、塾まかせ。それなのに教育の質は低いと嘆いている。

考えてもキリがないので、このあたりでやめておく。



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【TOEFL対策のためのビデオ・Speaking テンプレートをまとめておく】
TOEFL Speaking Question 1 Help

In my view, ...... for two reasons. 
First, .... For example, ...........
Second, ...... For instance, .......
That's why, ........




TOEFL Speaking Question 3 Help

The reading states that....
The man's opinion is that...
He provides 2 reasons. 
First, 
Second, 
That's why, 


TOEFL Speaking Question 4 Help

The article is about .... which the passage defines as ....

The professor provides an example of ..... to illustrate this. 

He/She states that .......

And so, this example clearly illustrates ........



TOEFL Speaking Question 5 Help

The man's problem is that......
The students discuss 2 solutions. 

First, 
Second, 

If I were the man, I would choose the second solution. 
The 1st isn't good because .....
The 2nd is better because....

That's why.... 



今回は、英語の勉強についてです。私が常におすすめしている英語勉強法は、YouTubeを使って毎日英語に触れ、情報を英語で仕入れていくことです。これによって、”真の英語力”を身につけることができます。

◎真の英語力とは... 
さて、真の英語力とは一体どういったものでしょうか。図の色の付いた部分、全体が真の英語力です。真の英語力とは、ネイティブに通ずる英語力と、それに準じた教養力の両方を兼ね備えた力を持っているということを意味します。実用性がある英語力を意味します。すなわち使える英語力ということです。
英語力
外国人の人と話をするとき、英語力も大切ですが、教養力も欠かせません。たとえば、今日チェコ人と出会ったとしましょう。ほとんどの日本人の方は、チェコという国を聞いてもあまり詳しくは知らないと思います。さて、何を話しましょうか。チェコってどこですか?どんな国ですか?....。話そうと思っても、はじめはこの程度しか話すことができないでしょう。答えが返ってきたとしても、チェコの背景知識がないため、理解するのも難しくなります。
一方、アメリカであればどうでしょうか。日本にいても、アメリカの情報は多く入ってきているので、アメリカに関する知識は多いでしょう。アメリカの大統領の政策について、アメリカの歴史、文化、観光地....。たくさん知っているので、多くのことを質問することができ、背景知識を事前に知っているので相手の言っていることも理解しやすくなります。英語を話すスピーキング力は必要ですが、話せる内容、ネタも持っておかなければ話を続けることは出来ません。日本人同士で話していても、ネタが思いつかず雑談が苦手という人も多いでしょう。話せないのは、英語力だけではなく、教養力の欠如でもあるのです。

◎TOEICの勉強をしていては意味がない
日本人が英語を勉強しようとするとき、まずTOEICを勉強しようとします。TOEICの参考書を購入し、ひたすら模試を解き続ける。いわゆる中学・高校で行ってきた受験勉強と同じことをしてしまいがちです。もちろんこの勉強をきちんと行えば、TOEICの点数も伸びます。それなりの英語力はつきます。ただ、TOEICの点数だけを伸ばして果たして意味があるでしょうか。TOEICで”真の英語力”を身につけられるでしょうか。
英語力 2
TOEICで測っている英語力は、上図の黄色部分、英語力のなかの一部でしかありません。ここをいくら完璧に、TOEIC 990点とれるまで勉強し続けたところで、真の英語力は全くつかないことがわかるかと思います。大切なのは、真の英語力の全体を意識し、全体に磨きをかけていくことです。ベン図の全体に磨きをかけていけば、おのずとTOEICの英語力にも磨きがかかり、点数も伸びていくでしょう。
私のブログでは、アメリカのテレビ番組やYouTube番組に出てきた単語をほぼ毎日紹介していますが、その単語はTOEICに出ない単語ばかりです。しかしながら、アメリカのテレビ番組を見ていれば頻出する単語ばかりで、その単語を知らなければ、テレビ番組を100%理解することはできません。真の英語力には、無限の語彙力(3万語4万語以上)が必要なのです。

◎真の英語力を身につけるために
真の英語力を鍛えるためには、無限の語彙力(TOEICやテストに出る出ないにかかわらず)、無限の英語力を身につけることを意識し取り組んでいくことが大切です。それと同時に、海外の人に説明できるよう、日本の文化、歴史の教養を身につけた上で、海外の様々な文化や歴史を知っていく必要があるのです。
日本に居ながらにして、どのようにこの真の英語力を鍛えればよいのでしょうか。それは、YouTubeで海外番組を見るということです。無料で全世界の動画がいつでも好きなだけ見ることができます。その動画を見ることで、英語力もつけることができ、教養力(時事ニュース、海外の文化的背景など)も身につけることができます。

「英語学習は日々の努力が必要です」とECCの広告に書いてあったのを見たことがあります。確かにその通りです。時間がかかります。日々努力できるようにするには、英語の勉強が楽しくなければ続きません。TOEICの模試勉強は、受験勉強のようなもので、楽しいと思う人は少数だと思います。であれば、楽しいと思う勉強法に変えればいいだけです。私にとっては「YouTubeで生の英語を学ぶ」ことが最高の勉強法だったというわけです。皆さんも楽しく、毎日続けられる勉強法を探して、真の英語力を身につけてください。(もちろん、YouTubeを見ているだけではスピーキング力やライティング力は身につかないので、工夫して、複数の勉強法を両立していく必要があります。)


【このサイトの使い方】(追記2018/3/29)
このサイトでは、普段私がYouTubeで動画を見る中で、知らない単語があれば、その都度サイトにメモをし、まとめています。基本的に単語やイディオムを紹介するのは1回のみです。私が使いこなせ、かつ意味も知っている単語は紹介したいのですが、再度紹介はせず、スルーしています(時間短縮のため。ほぼ毎日単語、イディオムを紹介していますが、ネタが尽きたことはなく、あふれるように知らない単語が出てくるので、1回しか時間的にも紹介しきれません。)本当に重要で、面白い単語は2,3回は紹介するようにしています。

このサイトから学べることは以下の二つです。

YouTubeで英語を学ぶという勉強法があることを知る
普通の日本人であれば、英語の勉強を始めるとき、受験勉強の延長で考えがちです。しかし、ネットには、無料で大量の英語教材が溢れているのです。このサイトを見れば、それがわかるでしょう。

洋画やニュースを字幕無しで見るには、膨大な語彙力が必要であることを知る
このサイトで紹介している単語は、TOEIC、TOEFLに出ない単語ばかりです。しかし、洋画や日常会話でよく出てくる単語ばかりです。字幕無しで洋画を楽しむには、膨大な語彙力が必要だとわかるでしょう。

私は読者にそこまで優しくはないので、無駄にわかりやすい解説はこのサイトで行っていません。(逆にわかりにくくしたほうが、日本語に頼らずに済むので、英語力向上として効率がいいと思っています。)このサイトで英語学習も可能でしょうが、上の2つのことがわかればそれで十分でしょう。あとは、”真の英語力”をつけるために何をしなければいけないのかを自分で考え、実行してください。習慣化でき、毎日やっても飽きない勉強法を見つけてください。



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