今回は、Destructive technology, Disruptive technology, Sustainable technologyの違いを説明します。簡単に3つの違いを以下にあげておきます。(【一般によく使われる違い】と【技術英語での違い】で意味が少し異なりますので注意してください。普段、ネイティブが使うのは、以下の【一般によく使われる違い】になります。一方、理系の技術者が意味する3つのTechnologyは意味が異なります。一番下に記載しておきますのでそちらを御覧ください。)

【一般的によく使われる違い】
Destructive technology;環境破壊などをもたらす技術(核兵器など)
Disruptive technology;既存市場を壊す技術(スマホ、Uberなど)
Sustainable technology;持続可能な(環境にやさしい)技術(バイオ燃料など)

これだけでは面白くないので、詳しい説明とともに、実際に上記の単語が使われている動画を以下に紹介しておきます。
Science can answer moral questions | Sam Harris

17;44
destructive technology; 破滅的な技術
これは、環境破壊や、文明の崩壊の原因になる技術(核兵器など)を指します。

We live in a world filled with destructive technology, and this technology cannot be uninvented; it will always be easier to break things than to fix them. 

The mind behind Tesla, SpaceX, SolarCity ... | Elon Musk

16;18
disruptive technology; 従来の価値基準においては性能を低下させるが、新しい価値基準においては従来よりもす売れた特徴を持つ技術のこと
簡単に言うと、「今までの既存市場に大きな変革をもたらしたもの」といえます。
例えば、Uberが例としてあげられます。今までのタクシーとは異なる手法を用いてサービスを展開し、既存のタクシーに大打撃を与えました。また、スマートフォンもこれに当たります。カメラ業界、音楽業界などに変革をもたらしました。他には、IoT、AI、3Dプリンター、Hyperloop、ロボット、自動運転、Virtual Realityなどがあげられます。
破壊的技術と訳すこともあります。

So that's potentially absolutely disruptive technology.


Synthetic biology, a new frontier: Christopher Bradley at TEDxNYU

2;00
sustainable technology; 持続可能な技術
具体的には、ナノテクノロジー(ナノレベルでの水質浄化)、バイオ燃料、潮力発電(Tidal energy)などがあげられます。

combustion; 燃焼

So synthetic biology lets us close the gap, and make truly sustainable technology by re-harnessing the products of combustion. 


【技術英語における違い】
Sustainable technology; 既存の技術に追加的改善(incremental improvement)を加えた技術
他商品を打ち負かし、破壊するようなものではありません。
(例)スキューバ用品(scuba gear)(あくまで追加的改善を加えただけで、基本的構造は昔と変わっていません)

Disruptive technology; 既存市場を壊す技術(スマホ、Uberなど)
基本的には上記【一般的意味】で説明した意味と同様です。
(例)Napster(音楽配信サービスを開始し、音楽業界を打ち壊した)

Destructive technology;既存市場を壊し、価値を0にするテクノロジー
Disruptiveと同様の意味ですが、最終結果が違ってきます。Destructiveのほうが悲惨です。
(例)Gallium nitride(窒化ガリウム)(このテクノロジーのお陰で、コードを不要にすることができ、コードの価値を0にできました)


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