元記事2017-09-15 
最終更新 2020-05-13

とある某有名日本企業で2週間インターンシップに参加した。その時の記憶を忘れないように残しておく。企業名はブログに書けないため、伏せておく。(*個人的意見であることに注意)

2020-05-13更新
ヨーロッパでも長期でインターンしてきたため、ヨーロッパの労働環境とも比較してみる。ベルギーとドイツ中心に。


○定時退社日もあるものの、残業がないわけではない
【日本】参加した企業は夜8時までには終業しなければならない。昔は夜10時まで残業できたよう。にもかかわらず、昔と今とは仕事量は変わっていない。そのため、実際は土日にも働いている人がいて、普通に残業がある。新入社員でも定時に帰れるのはまれだった。他の企業を見ていないのでなんともいえないが、仕事量は多いといっていい。

【ヨーロッパ】確かに、残業せざるを得ないときはあった。ただ、残業した分、他の日に早く帰ることができたりと、繰越しすることができた。ヨーロッパはとにかく仕事は早く終わらせるようにして、5時には帰れるように皆効率を重視していた。労働の質を高めていた雰囲気ではあった。また、スーツを着る必要がなかったのはプラス。

→労働時間の長さや、働きやすさでは、ヨーロッパのほうがいいと感じた。


○入社すると、会社に縛られながら生きていく
【日本】会社に入ると、ほぼ逆らうことはできない。新潟へ行けと言われれば、嫌でも行かなければならない。自分の第3希望の部署に飛ばされることだってありえる。実際に新入社員がそうだった。本当に自分のやりたいことがあったとしても、それを叶える土壌はほとんどないように思えた。せっかくの人生、自分の好きなように生きていきたいものだ。

【ヨーロッパ】これはヨーロッパもしかり。ドイツへ出張にいけと言われれば、行かざるを得ない。私の場合は出張が頻繁にあった。来週自分はどこの国で何をしているのかもわからない状態。これだと週末の予定も立てづらい。会社に縛られているな、とひたすら感じた。

→会社員であれば、日本でもヨーロッパでも、自分を犠牲にして会社に従わなければならない。自分の人生を生きたいと思ったら、起業するか、フリーランスにならなければと常に思った。


○安定志向の人には向いている
【日本】日本の大企業に入社すれば、ほぼ安定して働くことができ、安定してお金は入ってくる。人生設計は築きやすいだろう。安定志向の人は日本の大企業に入ったほうがいいといえる。ただ、液晶テレビのS社や半導体のT社もガタついている時代。本当に安定して働けるのかは誰にもわからない。

【ヨーロッパ】海外は実力社会だ!できないやつだとすぐ解雇される!と言われるが、これはアメリカに多い気がする。ヨーロッパでは、雇った人は、きちんとした理由がなければなかなか解雇することはできない。今のコロナでも、アメリカはかなりの失業者が出ているが、ヨーロッパはそこまで出ていない。会社や政府が守っているからだ。ただ、同期の間でも競争意識は多少あるし、上司からの評価は気にしてしまう。実力があれば出世し、実力がなければ居心地は悪くなる。

→どこの国、どこの企業に属していても安定などはないと思ったほうがいい。コロナのような非常事態が起こったとしても、政府に頼ることなく、生きていくためのバックアップは持っておくべき。そのためには、企業に頼らなくてもいい、個のちからがこれから重要視されていくはず。スキルを持って、自分で生きていくようにしていきたい。


○日本企業に海外で働くチャンスはあるか
【日本】私が参加した企業は、グローバルに展開しているといわれているが、あくまで日本企業のため、海外駐在や海外出張は少なく、まずは日本市場優先という考え方だった。日本から出たくない人には日本企業は向いているだろうが、日本を出たい私には全く合わなかった。いつ海外にいけるかもわからず、どこに何年飛ばされるのかもわからない。自由に国と期間を選ぶためには、海外就職がよいという結論に至った。

【ヨーロッパ】ここはもちろん海外。言語の面で苦しむことも多いが、やはりチャレンジングな環境だなと思う。ただ、日本のほうが食事は美味しく、生活の質は日本が一番だなと感じる。

→海外で働きたい場合は、まずは海外就職を目指してみよう。


○向上心のない人が多い、終身雇用に安住している人が多い
【日本】大企業のため、クビにされる可能性は少ない。そのため、自分のスキルアップのために勉強している人は残念ながら少なかった。新聞もとっていない社員もいたり、このまま定年までなんとな〜く不自由なく生きていければいいやという、向上心がないような人が多かった。でも、有名大学出身で、優秀な人ではある。その会社での仕事は素晴らしくできるだろうし、部署が異動したとしても、学習能力は高いため、すぐに仕事に適応することはできるだろう。ただ、転職して他社にいけるかといえば?だ。このブログ(リンク切れ)にあるように、社員さんは夢をほとんど語っていなかった。自分も社会人になるとこうなるのであろうか。

【ヨーロッパ】ヨーロッパではみんな向上心があるか、といわれるとある人はあるし、ない人はない。勉強が嫌いという人も多くいた。向上心を持つ人の割合は、日本もヨーロッパもそこまで変わらなかった。転職はしやすい環境で、多くの人がしているので、次はこんなことをしてみたいという夢は抱きやすいだろう。終身雇用はまず保証されていないので、もちろん転職できるスキルは必要。

→”意識高い”人の割合は日本もヨーロッパもそこまで変わらない。もう終身雇用はどこにもないので、やっぱり個の力が大切。


○日本文化の飲み会は必須
【日本】歓迎会と称する飲み会が開かれたのだが、総勢20人ほどの前であいさつをした。Googleではインターン生がボスと飲むことはNGらしい (以下の動画参照)。実際には、Google社員とボスはよく飲むらしい。アメリカ企業においては、飲み会はほとんどない。これがいいかどうかは人によると思うが、私はアメリカよりの考え方だ。仕事は仕事。自分の時間は邪魔されたくはない。ベテラン社員さんは、「飲みニケーションでストレスを発散し、息抜きするのだ!」と言っていたが、若手社員にしてみては気を使い、迷惑極まりない。(貴重なお話が聞けるのはいいと思うが、何度も飲み会に行けば、貴重なお話はネタ切れになるだろう)食事代が無料なのが唯一の救いか。

【ヨーロッパ】飲み会は、、、たまにある。出張では、かなりある。会社全体の飲み会は年に数回程度。自由参加で、フランクな感じ。出張では、すごく多い。途中から同僚と行き過ぎて、もう会話に生産性がなくなったと感じたため、かなり行く回数は絞った。ボスとの飲み会も多少ある。ただ、飲み会でベルギー人やドイツ人がどういった考え方、思考をしているのかを知ることができたので、得られるものは多かった。英語の練習にもなるし。

→飲み会はヨーロッパではたまにあるが、頻繁ではない。出張があると、かなり多くなる。飲み会に行かないといけない、といった雰囲気はないので、プライベートは守ることができる。


The Internship Movie CLIP - Red Paddle, Green Paddle (2013) - Vince Vaughn Comedy HD
 
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Having a beer with your boss. (-NO)

(映画の設定なのかもしれないが、日本企業でこのようなことには絶対にならないだろう)この映画から学ぶ英語はこちらに掲載しています。本物のGoogleインターンシップはこちら

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